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人間ドックで人生の質を維持しよう

time 2023/01/21

人間ドックで人生の質を維持しよう

人間ドックと聞くといろいろな検査をされるし、悪いところ発見されて通院しなければならないし、いいことがなんにもないと思う方が少なからずもいると思います。確かに行かなければやらなくてもいいことばかりであって、病気になってから検査してもらうのと変わらないのでは考えると無駄なように感じてしまいます。日本人間ドック協会が2012年に調査した結果では、受診者のうち8千人に癌が見つかったそうです。約300万人が受診していますので大した数ではないように感じるかもしれません。

でも発見された方々にとっては運命を分ける結果になったはずです。もし人間ドックで見つけられなかった場合、早期発見とならない可能性があります。近年、医学の進歩でがんの治療は早期であれば少ない負担で終わらせることができます。しかし、発見が遅れて重篤化した場合、数年単位の治療計画を検討することになるでしょう。

また、場合によっては従来の生活を維持できるかわからなくなります。毎年1日の面倒をさけるためにその後の人生を変えてしまうかもしれません。人間ドックの検査も年々精度を増していますし、検査自体の体への負担も少なくなってきました。短時間の検査でわかることが増えたことで、早期に異常を発見して治療を行う機会が増えてきたわけです。

健康保険組合からの補助も受けられるので経済的にもさほど負担にはならないはずです。1日の人間ドックでのちのちの人生の質を維持しましょう。

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