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がん検診の種類と主要五大がんの検診内容

time 2023/02/21

がん検診の種類と主要五大がんの検診内容

がん検診は、身体にがんがあるかどうかを調べる検査で、一次検診で少しでもがんの可能性があれば、二次検診として精密検査を行い、ここでがんであると確定診断されたら治療に進みます。がん検診は大きく分けて対策型検診と任意型検診の2つに分けられます。対策型検診は、集団の死亡率を下げるために行われ、公的補助金が出るので自己負担額は少ないか無料になります。住民検診や職域検診のような集団検診がこれにあたります。

任意型検診は、個人が自分のために行うもので、人間ドックなど医療機関で受けるものです。次に主要五大がんについて、がん検診の内容をご紹介しましょう。いずれも、まず問診で現在の症状や既往歴、家族歴、過去の検診受診状況などが聞かれます。肺がんの検診では、肺X線検査と喀痰細胞診を行います。

喀痰細胞診は年齢や喫煙習慣などの条件がハイリスクの人が対象です。胃がんの検診では、胃X線検査の他、胃内視鏡検査、ペプシノゲン検査、ヘリコバクターピロリ抗体検査などが行われることもあります。大腸がんの検診では、便潜血検査化学法と便潜血検査免疫法、直腸指診などが行われます。S状結腸鏡検査、全大腸内視鏡検査、注腸X線検査が行われることもあります。

乳がんの検診では、視触診、マンモグラフィ検査が基本です。その他、超音波検査が行われることもあります。子宮がんの検診では、子宮頸部細胞診を行います。必要に応じて、コルポスコープ検査が行われることもあります。

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